4.「静脈内鎮静法」を行っている。
1.当院の行う静脈内鎮静法は、全身麻酔ではなく、点滴から鎮静薬を投与して不安を持続的に取り除くだけでなく、術後の腫れや痛みが出ないように工夫した快適で安全性の高い治療です。
2.治療中は血圧・心電図モニターなどで循環状態などの全身状態を常時監視し、必要ならば酸素を鼻から吸っていただき、低酸素にならないようにします。
3.治療中は、雲の上にふわふわ浮いたような感じになり、時に眠ってしまうこともありますが、先生の呼びかけの声は聞こえます。呼吸は自分でスムーズにできますので、息苦しさはありません。治療中は口を開けたり、咳や嚥下(唾液の飲みこみ)もでき、かみ合わせの高さもチェックでき、不快感や痛みがある場合は言葉で訴えることができます。
4.手術終了後は10~15分で歩けるようになる方がほとんどです。