≪All-on-4(オールオンフォー)≫
~総入れ歯や歯周病で悩んでいる方へ~
「ほとんどの歯がグラグラで全く噛めません。でも、『抜いて入れ歯にしましょう』と言われたのですが、入れ歯も嫌なんです。」
「私はずっと昔から入れ歯のお世話になっていますが、お友達とのおしゃべりの時も『外れてしまうんじゃないか』 ととても心配です。そしてなによりも、入れ歯を入れていることを主人にも隠していて、いつも気がかりでしかたありません。お食事の時には痛いのを我慢して なんとか食べていますが、おいしく味わうどころではないですし、唯一の楽しみが一番の苦痛なんです。」
「インプラントがいいのはよく分かりますが、ただ私は歯が一本もありません。
『インプラントが8~10本必要だ』と言われましたが、もっと少ない本数で何とかならないでしょうか。
しかも『骨がないので難しい』らしいのですが、大丈夫なのでしょうか」
通常の入れ歯は、噛む力のすべてを歯ぐきが支えます。さらに、入れ歯で圧迫された歯ぐきはどんどん痩せてきて、入れ歯が合わなくなってくることが多いようです。「入れ歯が動く」「うまく噛めない」「噛むと痛い」「しゃべりにくい」などの問題があり、自分の歯のようにしっかりとは噛めません。
どんなに熟練した歯医者さんでも入れ歯の調整には苦労します。
それはお口の中が非常に複雑な構造になっているからで、舌・頬・くちびるは自由に動きまわり、のどの奥もとても敏感になっています。
たとえぴったりと合う入れ歯を作ったとしても、時間がたてば骨がやせてしまいます。そうなると入れ歯が合わなくなり、また調整しなければならなくなるのです。調整ばかりではため息もでますよね・・・。
「いまの入れ歯に満足していますか?あきらめていませんか? 」
「入れ歯の調整に労力と時間を費やしてばかりで、大変じゃありませんか?」
「他に予知性のある確実な方法があればいいなと思いませんか?」
そこで開発されたのが、≪All-on-4(オールオンフォー)≫です。総入れ歯の方や多くの歯を失われた方への、とても有効なシステムです。
≪All-on-4(オールオンフォー)≫とは、4本のインプラントで12本の歯を支える新しい治療法。前歯に2本、奥歯には傾斜をつけてインプラントを埋入し、固定式のブリッジを横着します。
そのため、痛い、気持ち悪い、外れやすいなどの心配が少なく、まるで自分の歯のように硬い物もしっかりとかむことができるようになります。
<利点>
1.1日で噛める
インプラントがしっかりと固定できれば、その日のうちに仮歯を付けて食事をすることができます。
そのため「1日インプラント」とも呼ばれています。
2.取り外しがない
かむ力のすべてを骨に埋め込んだ4本のインプラントが支え、ネジで固定しますので、総入れ歯に比べると非常に小さく、ほとんど動きません。
3.負担が少ない
インプラントの本数を減らすことで、出血、腫れ、痛みを最小限に抑え、治療時間を大幅に短縮することができます。また、大掛かりな骨移植手術を避けることもできます。
4.より経済的
今まで全ての歯がない場合、10~14本ものインプラントが必要でした。インプラントの本数が最少4本であるため、治療費負担を軽減させることができます。
「いい方法だとわかっていても、いろいろ不安があるんですよね。」
たしかに新しい試みには不安がおありかと思います。
しかし、インプラントの成功率は高く、信頼性・安全性はすでに確立され、歯科治療では「インプラントは第一選択肢」になりつつあります。
いままで入れ歯で費やした苦労を思い出してください。
これからもずっと辛い思いをして我慢しつづけるのでしょうか?
あなたの大切な時間を無駄にはしたくないのです。
あなたが今まで歯を失って苦しんでこられた日々を、1日も早くとりもどすことができるよう、私たちは明るい希望をご提供していきたいと思います。
●ノーベルガイドによる≪All-on-4(オールオンフォー)≫
コンピューターシュミレーションによる補綴主導型インプラントシステムです。
最終的な歯の3D形態と骨の画像を同時に考慮してインプラントの埋入位置を決定できるため、審美性・機能性が さらに向上された精度の高い治療が実現できるようになりました。必要インプラント数も手術侵襲も最小限となり、インプラント手術の当日にあらかじめ作製し ておいた仮歯を装着することができます。
歯が一本もない状態でも取り外しのいらないインプラントブリッジを装着することが可能になりました。
<治療の流れ>
1)口の中の型をとり、模型を作製します。
2)模型上で最終的なブリッジを考慮して、CT撮影用のガイドを作成します。
3)CT撮影
4)CTデータをもとにインプラント埋入位置を決定し、手術用ガイド(ノーベルガイド)の作製をおこないます。
5)手術用ガイド(ノーベルガイド)からインプラント位置を記録した模型を作製し、ブリッジを製作します。
6)手術用ガイド(ノーベルガイド)に従ってインプラント埋入を行います。
7)インプラント手術終了後、あらかじめつくっておいたブリッジを装着します。かみ合わせを調整して帰宅後から食事ができます。